「何を守るために誰と戦うのか」マーシャル・ロー everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
何を守るために誰と戦うのか
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自由、夢、希望…勝ち取って来た国民の輝かしい権利と母国を守るため、軍も司法も日々精進して来たはずなのに。テロという突如襲いかかる恐怖に疑心暗鬼となり、戦時下の収容所のような人種隔離にまで発展する。敵はテロリストなのか、それともテロリストを生み出し人権を無視する自国の権力者なのか。
CIA工作員Sharonと将軍の立ち位置が、どんでん返しなら映画的に面白いのでしょうが、不明瞭にブレるので、国を挙げたテロ対策であるべきなのに、こんなにも邪魔し合って全く足並みが揃わないの?と疑問を抱きながらの鑑賞でした。
最後まで観れば、何故Sharonが独断で捜査に介入してくるのか分からなくもないのですが、これだけテロが続けばCIA上層も黙ってはいないでしょうし、担当FBI捜査官も少ないような…。
本作の数年後に9.11が起きました…。
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