「子役の大成は難しい」ボビー・フィッシャーを探して Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
子役の大成は難しい
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
はっきりとした物語があるわけではないのだが、なかなかに瑞々しい内容だった。我が子の才能を見出す親と子供にかける期待、人生とチェスの方向性への葛藤が描かれ、人間模様が絡み合うのが良く出来ていたし、それを演じた子役・親・教師の出演者が印象に残った。
子役の二人が気になって調べてみたが、主人公のマックス・ポメランクはあまりこの後は活躍せず、敵役の美少年マイケル・ニーレンバーグもこの後1本だけ出演して姿を消し、不確定ながら18歳にて癌による死亡説まであった。いい存在感を見ていてもやはり子役の大成は難しいか。
ちなみにクイーンは将棋における飛車角みたいなもので、これだけを知っているだけでも物語を観るのに参考になる。
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