「0052 船の航海にとってバラストの加減は大事です」ポセイドン・アドベンチャー(1972) NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)
0052 船の航海にとってバラストの加減は大事です
1973年公開
スターリングシリファント考案天地逆転の絵。
大掛かりなセットを使っての撮影は来るべきパニック超大作
ブームの先駆けとなる。
主題曲をパーティーの席でぶっ放すのは
後のタワーリングインフェルノ路線。いい歌です。
そんなこんなで荷物載せ過ぎ、のやり取りの後津波が発生。
このシーンは洋画も特撮を使ってますよ、と安心する。
溺れずにすんだ一行はこのまま居座るか、助けを求めて
船底に登るかを迫られるが残り物には禍来たる。
この浸水にてガラスが割れていく恐怖はなかなかなもの。
複層の建物を下から上がっていくアイデアはシリファントの
空手の師範ブルースリーのもので許可を得る。
(ってほんまか?これくらい誰でも思いつくと思うが)
シーンハックマンの吹替は我らが小林キャップ昭二。
めちゃくちゃハマってます。が、
物語が神父主役なので説教臭いね。
昔綺麗だったころはスイマーだったのよ、と 潜水する
シェリーウインターズのエピソードは悲しくもあざといか。
それでもやはり当時の映画は中身が濃いですね。
75点
初テレビ鑑賞 1976年10月11日『月曜ロードショー』
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