「迫力あった。」ポセイドン・アドベンチャー(1972) じぶさんの映画レビュー(感想・評価)
迫力あった。
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古い映画だが充分迫力があり、最後までテヒ汗握った。映像は見た目のショッキングさもテンポも最近のもの方が、上なのに何故だろう。
リアルタイムで見てたらトラウマになりそうな生々しさがあった。最近の映画の「リアル」とは質の違う「リアル」さを感じた。
リーダーの牧師さんは、次々出される問題を決断して、みんなを強引にみんな引っ張っていく。その力の拠り所は神だろうと思う。
強力なリーダーシップ、ヒーローになるには強力な信仰、拠り所が必要なんだろうと思う。それが神に対する怒りでも。選択した結果が正しいかは分からないが、選択した事は正しい、と思う為の拠り所。
そんな牧師が心が折れそうになった時に彼を救ったのは、牧師の信者たる少女と彼に懐疑的だが決断はしない刑事。
神と人によってリーダーになり、ヒーローとして死んでしまう。
そんなリーダーになりたいと思う。そのために心の拠り所となる何か、内なる神を持たなくては、そんなことを思わせる映画でした。
結構宗教的との関連、解釈が色々ありそうなので、機会があったら調べてみよう。
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