「地獄のドキドキ探検ツアー」ヘルレイザー2 ヘルバウンド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄のドキドキ探検ツアー
前作で辛うじて生き延びたカースティ。気づいたら病院のベッド。しかし、その病院の院長チャナード博士はかなりの粘着タイプのマッドサイエンティスト。惨劇のあったコットン家から血まみれのマットレスを自宅に持ち込み、カースティの継母であるジュリアを復活させようとしていたのだった。うーん、全部燃えたと思ったんだけどなぁ。
脳神経外科と言う割には「悪いところを切り取ろう」と言って、手足や内臓を切り取る悪徳医者みたいな奴。部下である医師カイルは真摯にカースティと向き合い、患者の皮膚を集めている狂ったチャナードに気づくのだ。そして、喋ることを忘れたかのような少女の患者ティファニーがパズルボックスを集中していたが、危険を察知したカースティは彼女を助けようとする。また、血文字メッセージを残した父親を助ける思いで迷宮の中に飛び込んで行くが・・・
魔道士ピンヘッドの生い立ちもわかり、4人の魔道士がいい人に思えてくる。その反面、チャナードは根っからの悪人。フランクと同じくジュリアの色気にまいったかのように、地獄のパズルの紙になろうとしていた。
ストップモーションアニメも多用していたけど、どことなくサム・ライミの『死霊のはらわた』シリーズを彷彿させる映像。終盤にはちょっと失笑してしまいそうな展開になったのが残念だけど、グロさは健在。監督が替わっても精神は受け継いでるね~。それに迷宮の映像が神秘的でとても良かった。まぁ、リバイアサンはちょっとお粗末だったけど・・・
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