「舞台演劇を観ているよう」ペトラ・フォン・カントの苦い涙 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台演劇を観ているよう
助手のマレーネをいいようにこき使って暮らすファッションデザイナーのペトラは、離婚で落ち込んでいた。そんな時、モデル志望のカーリンと知り合い、彼女と同棲する。カーリンはペトラのおかげで成功していくが。
全編ペトラの部屋だけで物語が展開するので、舞台演劇を観ているようでした。同性愛を扱っている点で、「ザ・ホエール」や「TAR」を思い出しました。1972年の作品であることから、だいぶ異色な作品だったと思います。そして、皆がずっと見入るのはマレーネではないでしょうか。
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