「何が最上級?」ベスト・オブ・ザ・ベスト odeoonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
何が最上級?
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タイトルが最上級だったのでどんな凄い映画なのかと興味をもって鑑賞、ところがアメリカ対韓国のテコンドーの国際競技会に向けた訓練の様子と決戦の映画。武闘好きには良いでしょうが、おじさんには月並みなアクション映画。
製作・主演のフィリップ・リーが1980年にアジア競技大会でアメリカ代表チームを代表して韓国チームと対戦した経験が、脚本の基礎となったそうです。リーは韓国系アメリカ人、テコンドー(黒帯6段)、ハプキド(黒帯3段)、詠春拳、ボクシングなど、様々な格闘技のエキスパートです。
準備期間はいわば前置きなので見どころは決勝戦。優勝のかかった決戦でトミーはデハンと対決、デハンはかってトミーの兄を試合で殺した憎き相手、トミーは連打を浴びせ優位に立つが疲弊したデハンをみて、とどめの一撃を抑えます。
試合は僅かな差で韓国が優勝でしたが表彰式で金メダルを受け取ったデハンはトミーに兄のことを詫び、情けに礼を言いメダルをトミーに渡します。それを観ていた韓国チームのメンバーもメダルをアメリカチームに渡します、まさに試合に勝ったものの武闘家としての勝負に負けたということでした、これがベスト・オブ・ザ・ベストってことでしょうかね。
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