「「青春ってイイな…」と思うテレビ局ロマンス映画」ブロードキャスト・ニュース たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
「青春ってイイな…」と思うテレビ局ロマンス映画
「青春ってイイな…」と思ってしまうテレビ局を舞台にしたロマンス映画。
個性の強い3人がぶつかり合うことが多いので、スクリューボール・コメディの様にも見える楽しい映画だった。
ワシントンのテレビ局でバリバリ働く女性プロデューサーのジェーン(ホリー・ハンター)は、彼女と長年一緒に仕事をしてきた有能なアーロン(アルバート・ブルックス)に好かれていたが、恋愛関係というほどではない。
そんなところに、地方局の「アンカーマン」のトム(ウィリアム・ハート)が局にやって来て、この三人による奇妙な三角関係の物語になっていくのだが、仕事シーンも入り混ぜての公私にわたるドラマが描かれる。
ここで、やたらと「アンカーマン」という字幕が出るのだが、映画を観ていると所謂「ニュース・キャスター」をそう呼ぶらしい。
しかし、人好きのする甘いマスクのウィリアム・ハート、思ったことを口に出す行動する迫力ある女性のホリー・ハンター、自分の知識や原稿書きに自信たっぷりのアーロン、この3人の個性がぶつかり合って、先が想像できない展開が本当に面白い!
なかなか見事な映画を観させてもらって、嬉しい。
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