「アラン・ドロンvsジャン=ルイ・トランティニャン」フリックストーリー たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
アラン・ドロンvsジャン=ルイ・トランティニャン
アラン・ドロンvsジャン=ルイ・トランティニャンのぶつかり合い、奇妙な友情らしき感覚を描いたドラマ。
具体的な日付も語られており、実際に36件の殺人を犯したフランス犯罪史上凶悪な犯人と刑事の実話らしい。
国際警察のボルニッシュ(アラン・ドロン)は恋人カトリーヌ(クローディーヌ・オージュ)との結婚を控え、ビュイッソン(ジャン=ルイ・トランティニャン)なる凶悪犯が脱獄したため、上司から逮捕を最優先するよう指示されたボルニッシュ刑事。
刑事が捕まえようとしても、自分がハメられたと思った相手を次から次へと射殺する脱獄囚なので、連続殺人しながら逃走する犯人の手がかりが次々と途絶え、更に次のチャンスを探して狙う刑事の追跡劇が様々なシチュエーションで繰り広げられる。
そうした逃走&追跡ドラマの背景で流れる音楽が印象的で美しい。
この映画を観終わってから「いったい何人が殺されたのか?」と気になるが、もう一回観る気は起こらない。
観たばかりで物語も映像も鮮明なので……(笑)
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