「懺悔」フリーク・オルランド ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
懺悔
ユーロスペースで上映されたオッティンガーベルリン3部作にて鑑賞しました。為政者により異端や異形が殺され迫害されてきた人類史の惨さをユニークに描いた作品でした。女性も異端にされてましたし、場所によっては現代も同じですから。作中、異端は生き生きと描かれている様に感じましたが、迫害された者達への懺悔のフィルムのようにもとれました。
ポップともキッチュともアートとも言えるフィルムから放出されるエネルギーと情報量が多すぎて、私の理解が追いつかなかったです。でも、クストリッツァやフェリーニ 、ソレンティーノに通じる世界観があるかな?それを女性監督が映像化したのもめちゃくちゃ嬉しい。女性監督が少ないですもん。
ウルフの原作は読みたいですね。
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