「いつも心にトゥワンダを!」フライド・グリーン・トマト sow_miyaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつも心にトゥワンダを!
全体的にコメディテイストだが、内実は中々にブラックでヘビー。なのに、ノスタルジックな風景とちょっぴり謎めいた展開でそれが中和されて、観終わると不思議な温かみが残る。
違国日記をコミックで読んだ時から、いつか観たいと思っていたので、「“…and I love her. ”の場面はここだったのか」と思ったが、想像していたよりloveの意味は薄め(友愛よりに取れる)なんだなとも思った。
これを言っても、重大なネタバレにはならないと思うので、普通に書くが、「トゥワンダ!」が、超爽快だった。(特にスーパーの場面!)
今後、モヤモヤ、イライラしたときは、心の中でトゥワンダを叫ぶことにする。
ところで、KKKが出てくる映画を久しぶりに観たが、SNS上でヘイト投稿をする人々やそれに群がる人々って、白いシーツをネットの匿名性に置き換えただけで、構造は同じだよなと思ったら、ため息が出た。
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