「苦痛を乗り越えた鑑賞の先には・・・」フライド・グリーン・トマト mark108helloさんの映画レビュー(感想・評価)
苦痛を乗り越えた鑑賞の先には・・・
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開始から30分、全くこの世界に入り込めない。劇中劇にする意味は?イジーのキャラクターの成り立ちは?20年代~40年代におけるアメリカの女性蔑視がテーマ?ストーリーは散文的で纏り無くルースとイジーの関係も理解できない。女性蔑視、黒人差別、タランティーノじゃあるまいし自虐的にあったことを描けば良いってもんじゃない。と不平満々の出だしだったが徐々に物語が整理されだし作者の意図が見え始める。最初に多くの登場人物だししかも関係の説明が全くなされぬ登場人物による物語のスタート、しかもそのもののモノローグや回想録ではなく、関係の分からぬ二人の女性の間で語られる物語形式でのスタートは見る側にかなりのストレスを掛ける。しかしそれはエンディングに向けて重要な伏線となるのではあるが、どうだろう・・?時間芸術のこの映画と言う表現形式にこの技法は・・・?評価を高くしたいが技に溺れた感があってこの評価。見終わった後のカタルシスはその分大きくなるが途中までのストレスとのバランスで評価が大きくわあkれるであろう。
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