不法侵入のレビュー・感想・評価
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サイコ野郎
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泥棒は黒人。見つかったことで妻のカレンを人質にとるが、そのまま逃げ去ってしまう。警官が2人やってきて、翌朝に指紋採取をすると言い、その場はそれまで。銃を持ちたいと訴えるマイケル・カー(ラッセル)にも反対助言した警官ピート(リオッタ)はセキュリティ工事にも立会い、コード“PYRAMID”まで把握。まだまだ安心しきっていた。
彼らのパトロールを見学させてもらい、その途中家に侵入した男に遭遇。「お前も殴れよ!」とピートはマイケルにけしかける。彼の異常で強暴な一面を見たマイケルはカレンにも「彼に近づくな」と忠告するのだが、ピートはその後もそれとなく夫婦につきまとう・・・
カレンに恋心を抱いただけではなく、友人のいない寂しさがそうさせたのか。そんなストーカー映画かと思えば、微震暗鬼になりすぎたマイケル、カレンを守ってやらねばと妄想するピートの相乗効果によって彼らの心理変化を楽しませてくれる。そして、偽装工作により相棒ロイを殺してしまうピート・・・
最終的にはありがちなサイコ野郎の展開となったけど、彼の異常性をそこまで追い詰めた原因も考えねばな~と感じてしまう。
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