不法侵入のレビュー・感想・評価
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レイ・リオッタの悪役はまった
親切を装って善良そうな警官が、本性をあらわにしたら、とんでもない殺人鬼だったという、シンプルなストーリー。
それ自体は、これと言って新味のない映画なのだが、何といっても、レイ・リオッタの不気味なほどはまるサイコ警官役が上手すぎて、腹の底から、不快な印象を感じてしまうのです。
若い夫婦が追い詰められていくさまを、はらはらしながら見守るしかないのですが、見終わった後に、軽い人間不信に陥るほどです。安易に人を信じちゃダメですね。という、教訓が重たすぎる映画。
夫婦役の、カート・ラッセルとマデリン・ストウも好演。今でこそ、大悪人の役も楽勝で演じてしまうカートですが、この頃は、善良な市民の役がぴったりはまっていました。
0300 なんで?だってパスワード変えたもん
1992年公開
無駄に♥するしかも清爽系マデリンストウ。
この映画でいっぺんにファンになりました。
もっと昔から出会っていたらなぁ。
映画はそれなりにドキドキするお話。
カートラッセルはワタシ的にヒーロー然とは
かけ離れているのでなんだかな。
まあ、警官も狂わせるマデリンストウ、の一言で
この映画は語れます。
70点
サイコ野郎
泥棒は黒人。見つかったことで妻のカレンを人質にとるが、そのまま逃げ去ってしまう。警官が2人やってきて、翌朝に指紋採取をすると言い、その場はそれまで。銃を持ちたいと訴えるマイケル・カー(ラッセル)にも反対助言した警官ピート(リオッタ)はセキュリティ工事にも立会い、コード“PYRAMID”まで把握。まだまだ安心しきっていた。
彼らのパトロールを見学させてもらい、その途中家に侵入した男に遭遇。「お前も殴れよ!」とピートはマイケルにけしかける。彼の異常で強暴な一面を見たマイケルはカレンにも「彼に近づくな」と忠告するのだが、ピートはその後もそれとなく夫婦につきまとう・・・
カレンに恋心を抱いただけではなく、友人のいない寂しさがそうさせたのか。そんなストーカー映画かと思えば、微震暗鬼になりすぎたマイケル、カレンを守ってやらねばと妄想するピートの相乗効果によって彼らの心理変化を楽しませてくれる。そして、偽装工作により相棒ロイを殺してしまうピート・・・
最終的にはありがちなサイコ野郎の展開となったけど、彼の異常性をそこまで追い詰めた原因も考えねばな~と感じてしまう。
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