劇場公開日 1962年7月14日

「【老いた保安官と、且つての友と若きガンマンの関係性の変遷を描きつつ、最後は悪党達と共に戦う漢としての矜持を示す姿が渋い作品。今作は、ラストに余韻を感じさせる逸品であると思います。】」昼下がりの決斗 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【老いた保安官と、且つての友と若きガンマンの関係性の変遷を描きつつ、最後は悪党達と共に戦う漢としての矜持を示す姿が渋い作品。今作は、ラストに余韻を感じさせる逸品であると思います。】

2024年7月29日
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鑑賞方法:VOD

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◆感想
 サム・ペキンパー監督はバイオレンス映画で名を馳せたが、彼の名匠の西部劇も良い味を出していると思う。
 ストーリー展開は一捻りはあれど、且つての名保安官とその友、若き未熟なガンマンの三人は、最後は弱き女性を護るためと、ガンマンとしての矜持により、悪漢たちに正面から向き合い、撃ちあう姿は漢である。
 そして、且つての名保安官は敵を斃しながらも、自らも被弾し息絶える。
 その姿を見ながら、且つての友と男として成長した若きガンマンは、護った女性と共に、何処かへ立ち去るのである。
 今作は、ラストに余韻を感じさせる逸品であると思います。-

NOBU