「せっかくの大作なのに」ビッグ・トレイル(1930) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
せっかくの大作なのに
アメリカ国立フィルム登録簿作品です。
ウェイン先輩初主演の大作西部劇ですが、ヒットしなかったので暫くB級俳優に逆戻りしたそうです。
幌馬車の群れ、インディアンとの集団戦、荒涼たる原野、草原のかなたの雪をかぶった山脈など基本要素が全て揃った正統派西部劇ですが、登場人物の説明不足で唐突に大勢の人が出てくるのでお話がさっぱりわかりません。
ただ、いかにも西部劇な雰囲気と大作らしくふんだんにお金をかけたダイナミックは画面はなかなか見応えがあります。
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