「子供のトムハンクス」ビッグ(1988) きーとろさんの映画レビュー(感想・評価)
子供のトムハンクス
トムハンクス若い!今は落ち着いていて知的なイメージですが、昔は結構ベビーフェイスだったんですね。くるくるパーマがかわいい。演技と表情に子供がそのまま急に大人になったという説得力がしっかり感じられて良かったです。
スーザンが「ジョッシュは大人よ」と言ったり、子供だからこそわかることがあったり、子どもと大人の違いについても少し考えさせられました。人は良くも悪くも、立場や地位を与えられることで大人になっていくのかな、なんて思いました。どんなことも真剣に楽しんではしゃげる、子供のような心を持っていられるのは素敵なことですね。
足で演奏するピアノのシーンはとても印象的で微笑ましかったです。他にもトランポリンのシーンなど、見ていて自然と笑顔になりました。
話はわかりやすくてとても観やすかったです。上手くいきすぎにも感じましたが、コメディやファンタジーチックな作品なので問題ないかと。
ヒロインのスーザンは大人で格好良さもある女性でありながら、ジョッシュといる時はかわいらしい少女のような面も見せるのが良かったです。
ビリーはやんちゃっぽさもありながら、いい子でかわいかったですね。終盤のトランシーバーからのジョッシュの母親とのシーンが好きでした。
字幕で見たのですが、ラスト近いシーンのセリフがちょっとわかりづらかったです。後で調べてちゃんと理解できました。とてもいいシーンなので、もっとわかりやすく訳して欲しかった。
ラストは額に…というのが切なくて、でも温かくて素敵な演出でした。
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