判決前夜 ビフォア・アンド・アフターのレビュー・感想・評価
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木の上に作った秘密基地のような兄妹の小屋が良かった。
父親(ニーソン)は容疑が息子にかかっていると知ると、すぐさま証拠品を燃やしてしまう。父親としては当然に思える行動だったが、キャロルは無実の証明にもなるかもしれないと夫を非難する。そして逮捕までの家族の描写、町の人から嫌がらせをされる描写がリアルです。また、ジェイコブが真相を話した後に、父親が罪を逃れるために悪知恵をつけるシーン・・・ううむ、嫌なところだけど誰でも考えそうな内容だ。弁護士も色々考えるなぁ・・・
アルフレッド・モリナの弁護士も雰囲気があって面白い。悪徳弁護士そのもの。裁判シーンが出てこなかったのは残念だが、その分家族愛、特に母の愛が強調されていた。しかし、殺人と過失致死ってのはかなり罪の重さが違うはずなんだけどなぁ・・・
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みんなが若い!
22年前の作品だけど、そんな古めかしくないです。
「家族のためなら、なんでもやる」。父親の言葉が、この作品のすべてを表していると思います。
父親の取った行動も、そして母親も。親として、子のために何ができるのかを、各自が考えたその結果ですからね。
「僕は未成年だから、親のサインが無いとダメなんだ」という息子の表情も、よかったです。
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