パリは霧にぬれてのレビュー・感想・評価
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大映映画的な薄いサスペンスだった
日本版の案内は家族愛的なものだったが、結局サスペンス。薄いのは何故産業スパイになったのか、裏がない。因果関係がよくわからない。
観てるうちに何かに似てるなあ、と。80年代の煮詰めの甘い大映映画ですね。
でてくる女性が皆綺麗でお洒落だった、くらい。
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古い作品ですが、新感覚です
最初は、なんだろう、これ、と思いながら観始めたのですが、見続けていくと、この仕掛けの巧妙さに感心してしまいました。そして気づけば、かなりのめり込んで観ていましたよ、私。前情報なしで観始めたので、よりこの作品が持つサスペンス感に巻き込まれてしまったという感じでしたね。
まず、出てくる女性陣がみんな美しいということで最初は満足してたんですよ。いやぁ、やっぱりフランス監督はこういうキャスティングするんだなぁなんて下世話な感じだったんですよ。しかし、それらの美しさが段々と変容していく様が、とても上手にサスペンス感の高揚に役立ってました。こういう演出って、唸らされるところがありました。
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