バラキのレビュー・感想・評価
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1972年春だったかなぁ。新宿の映画館でゴッドファーザーを封切りで...
1972年春だったかなぁ。新宿の映画館でゴッドファーザーを封切りで見て、その後、他の何かの映画を観ていたら、この映画の予告編をやっていた。ずっと見たかった。でも、初めて見たのはテレビで、多分、土曜日で前後編で2週間でやっていた。その前編だけで、後編は初めて見る。
真っ黒なワンちゃんな映画だ。
理由
·マフィアの偉人伝だけではストーリーにならない。
·アクションが少ない
実話。マフィアは服装では分からない
意外と服装やら人相では分からないのですね。最後はバラキが警察に協力したけど、その結果が?法律が変わらなかったのか、刑事だか検事だかが、思った方向に法廷がうまく回らなかったみたいだったけど‥。バラキの若い頃から内容を盛り込みすぎで良く分からなかったです。
渋っ
実話を元にしたイタリア系マフィア同士の攻防。
取り調べを受けるメンバーのValachiの回想という形で大半が進みます。
血の掟を破って証言台に立ったValachiの語るマフィアの内情は、貴重な犯罪捜査資料となったよう。
男も車も街も渋い。
展開が速くて飽きません。
運転手として雇われ、その後堅実に仕事をこなしていったValachi。やっていることは犯罪なのですが、一応組織の中では真面目な人に見えました。FBIの策略やら濡れ衣やら、政治家の都合やらで、最後は少々同情しました。
ビスケットをモグモグほうばったり、可愛い演出もあるのですが、若い頃の主人公はちょっと無理がありました(^_^;)。髪だけ黒くしてもね…。
ブロンソンに髭がない
ニューヨークを舞台にしたマフィアの映画で、ブロンソンがドライバーとして雇われて、親分が殺されたり出世したりしつついろいろなしがらみに苦しんだり殺されそうになったりする。
ブロンソンに髭がなく、若手時代も、他のボスよりおじいさんの顔で、知らない役者がたくさん出て来て覚えられなくて苦労した。
暴力描写が寸止めで、もっと残酷な場面をしっかり見たかった。
しょっちゅう殺したり、仲間が殺されたりして、この前まで仲良くやろうって言っていたのに、いきなりナイフで刺そうとしたり銃で撃ってきたりする。仁義もくそもあったもではなく、あんな状況でよく生活できるなと思った。隠れてはいたけど、遠くに引っ越したりはできないだろうか。改めて抗争中の床屋は絶対にやばいと思った。
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