ハムレット(1997)のレビュー・感想・評価
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 舞台を映画にする。
すごい迫力。
ハムレットは色々な形で何回か見ている。しかし、原作を読んだのは高校生の頃で、50年くらい前になる。もう一度、原作を読むべきだと感じた。その位、台詞を重視した作り方になっていると感じた。
傑作だと思う。
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 原作を読むよりは手軽かと
 4時間あるが、それでも原作の台詞を最大限カットしないで演じられているので、おそらく活字で読むよりは手軽かと思う。
 ケネス・ブラナー恐るべし。
 オフィーリア役のケイト・ウィンスレットも素晴らしかった。
 が、やはりこれだけの死生観、人生観を描いた作品を1601年、日本では関ヶ原の戦いの終わった頃に、大衆演劇として上演したシェイクスピアは凄いなと思った。
 To be, or not to be.
 生きるも地獄、死ぬも地獄。(と私は解釈したw)
 ハムレットは初期の仮面ライダーさながら、絶対悪いヤツの叔父に手を下すことができず葛藤する。オフィーリアは自分のない、ただの良い子ちゃんなのでルリ子ではない。「弱き者」である母も然り。絶対的な孤独の中、臆病者だとなじるのは自分自身である。さらに、宗教上の事情もあるので大変だ。そんな心の内を考察するさま、やがて死を恐れなくなるまでの心理描写が白眉だと思った。
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