バトルクリーク・ブローのレビュー・感想・評価

主人公（ジャッキー・チェン）は、格闘技でいろんな大会で賞金を稼ぎ、その金で恋人とイチャイチャしていた。
主人公に目をつけたギャングのボスは、敵対するギャングに対抗するため、バトルクリークで開かれる大会に主人公を出そうとしたが・・・。
いろんな相手と戦うが、そこはジャッキー・チェン、明るく悲壮感なんてないのだ。

マフィアに脅されて格闘技大会に出場することとなった若者の奮闘を描く物語。

酔拳等で人気を博したジャッキー・チェンのハリウッド進出作品です。
ほぼリアルタイムで鑑賞して「面白くない」と感じた作品でしたが、大人になり改めて鑑賞しても変わらない評価でした。

ジャッキーに限りませんが、格闘アクションの面白さは受け手の実力、受け手との信頼関係が大切ですね。それがまったく感じられず、当然、肝心の格闘アクションに欠片の面白さも感じません。

ストーリーにも無理やり感があり、この点でも面白みを感じません。
無駄なＢＧＭも煩わしさしか感じず、良い点がまったく見られない作品でした。

当然、私的評価は極めて厳しめになりました。

作風を変えようといろいろ取り入れてる。師匠も日系アメリカ人のマコ岩松。
敵がデカくて、もさい。

　ローラーゲームが流行ってた頃か？そうでもないな。そんなこんなでジャッキーの叔父さんというのがマコ。ボールを投げたり色んな特訓するところが面白い。テキサスに行ってからは巨体のファイターたちと闘うのですが、これはあまり・・・

　エンドロール時のNG集もない頃だし、ちょっと不満。

　銃とナイフ以外なんでもありで、車でひき殺すこともOKのバーリトゥード大会がテキサスの祭りで街をあげて開催されているというのも大変ロマンチックだった。指圧師のおじさんがカンフーの達人でジャッキーの師匠でデブ専、あんなおじさんがオレにもいたらジャッキーみたいに強くなれたはずなのにな～。途中のローラーゲームもよかった。戦っているのがおじさんばかりで、あの人たちは何をやって食っているのか、リアルに考えると悲しくなる。