劇場公開日 1991年7月6日

「トミー・リー・ジョーンズのベストの一本」バックドラフト うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5トミー・リー・ジョーンズのベストの一本

2023年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

炎にとりつかれた放火犯の男と、愛する家族を火事で失った消防士。言わば、火を愛するものと、火を憎むもの、これほどはっきりした対立軸で展開するドラマもむしろ珍しい。気恥ずかしいぐらいに分かりやすいが、その熱いドラマに惹きつけられ、特に、トミー・リー・ジョーンズの鬼気迫る炎に魅入られた表情には、寒気を感じるほど。

『シカゴ・ファイア』は、どう考えてもこの映画の焼き直しだろう。まあ、どっちも面白いけど。

うそつきカモメ