「BGMに心を奪われる」バグダッド・カフェ リコさんの映画レビュー(感想・評価)
BGMに心を奪われる
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映画自体は一見ドタバタコメディの様であり、その中に隠れている哀愁の様なものが、劇中に流れる曲「I'm calling you」でも解る様に人間の心の奥にそっと寄り添ってくるヒューマンドラマ。人生を砂漠に例えるなら、渇いた喉を潤すオアシスの様な場所が大きな黄色い給水タンクが聳え立つ「バグダッド・カフェ」。とは言っても最初は人生の吹き溜りみたいな薄汚いカフェ兼モーテルが、一人の太ったドイツ人女性の出現で見る見る活気に満ちた場所となって行くが…。中々スムーズには行かないものの、結果的には人との出会いで人生が変わると言う話し。色々な気付きが散りばめられてた気もしますが、私的には後で気付くのもラッキーと捉えています。
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