劇場公開日 1989年3月4日

「古き良作、ラストの曲が印象的」バグダッド・カフェ 柚子一味さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5古き良作、ラストの曲が印象的

2023年9月20日
PCから投稿

荒野の寂れた排他的なモーテルでワケありの部外者女が段々と受け入れられていく
前半のホコリっぽさと人間関係の不安定さを、掃除と気心で場所も人間関係も綺麗にして、さらにとある要素で成功していくストーリーで、まぁ悪い評価にはならないよねっという王道的展開で当時評価されたのも納得

ただ今の作品と比べると派手さはなく、映像は粗く、ストーリーがストレートで演出も狙った感が見える
だけど、昔の映画にある地味さはある意味リアルっぽい質感があり、昔には昔の良さも感じることが出来る

また最後の曲も印象的で、youtubeで曲名を探してプレイリストに登録してしまうくらいには名曲だった
昔の映画が大丈夫な人はオススメ出来る作品だと思う

柚子一味