伯爵夫人のレビュー・感想・評価
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伯爵夫人と踊れます
冒頭、「伯爵夫人と踊れます」という触れ込みの酒場。二つの大戦の後、香港が亡命者が溢れていたというテロップと合わないように思いつつ、マーロン・ブランドのシーン。落ちぶれたロシア貴族の亡命者。 ナターシャ(ローレン)はオグテンの部屋のクローゼットに隠れていた。彼女はアメリカまで密航したいというのだ。つい押し切られて匿うことになってしまった・・・ かなりゆったりしたコメディ。それでも引っ切り無しに鳴る部屋のベルによって慌ただしさには思わず声を出して笑ってしまう。パスポートも持ってないナターシャのおかげで偽装結婚作戦をたてたりするが、そのまま海に飛び込んだり・・・石油王の息子がどうしてこんな女に惚れなきゃならないのか・・・
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チャップリンらしさは最後まで
ソフィア・ローレンって、不思議な魅力があって、なんだか惹き込まれます。デ・シーカの各作品でも魅力をはなっていましたけど、この作品でもソフィア・ローレンのある種の豪華さを感じることができました。 ただマーロン・ブランドは、チャップリンらしいコミカルさはあんまり合ってませんでしたかね?
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