「格闘素人女性の必死の闘いです。」バウンド よしさんの映画レビュー(感想・評価)
格闘素人女性の必死の闘いです。
前科のある女性職人とマフィアの情婦が、マフィアの裏金を奪うために奔走する物語。
CSのレビューを見て「痛快な犯罪劇」と想像していましたが、女性が男性に対して行う、ある種の「復讐劇」と思える物語でした。
情夫に大切にされながらも物のように扱われ、精神的に虐げられる女性。マフィアの惨たらしい暴力に怯えながらも、心の解放の為に踏み出します。
強奪劇も、恐怖との戦い。「痛快」や「爽快」ではなく、素人女性の必死の闘いを「ハラハラ」しながら観ることになります。
楽しめた作品ではありますが、やはり男性目線だと感情移入出来ないところがあり、やや低い評点としてしまいました。
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