「アン・ヘッシュ!」陪審員 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
アン・ヘッシュ!
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脅しによる陪審員の買収。実際に誘拐したわけじゃないけど、マフィアの言うことだけに恐ろしいものがある。日本に作品を送るとか、美術品購入をネタにして親しく近寄ってきた男なのに・・・盗聴、盗撮、なんでもあり。
実行犯はマーク(ボールドウィン)なのだが、指示をだしたのがボファーノとして裁判にかけられている。陪審員12人すべてに脅迫しなければならないような気もするが、マフィアが選んだのは2人だけで、マークは徹底的に力になってくれそうなアニーだけに絞ったのだ。
ロドニーという酔っ払いの男もアニーの目の前で殺され、恐怖心は積るばかり。親友で相談できる女医ジュリエット(アン・ヘッシュ)も危険。
審議でアニーの熱弁の甲斐あり、ボファノは無罪放免。裁判は終わっても恐怖心は残るアニーと息子オリバー。そしてジュリエットの新恋人というのが実はマークだったのだ!!まんまとマークの毒牙にかかり、自殺に見せかけて殺されるが・・・
前半は社会派的な法廷劇でかなり楽しめたのに、後半は息子を守るシングルマザーの強さ。ところが、かなりハチャメチャな内容。マークとの会話を録音してボファノたちに殺させようと計画するところまではよかったのに・・・ 操り人形(パペット)もいい伏線アイテムになると思ってたのになぁ・・・それにしても最後のデミの顔は怖すぎ。
グアテマラの景色は良かったし、アン・ヘッシュの濡れ場とヌードのおかげで加点。
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