「"bebop"」バード(1988) 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"bebop"
イーストウッドが描くチャーリー・パーカーはボロボロで危うい雰囲気のまま救われない、時間軸がごちゃ混ぜで少し困惑するがチャーリー・パーカーというよりも演じたフォレスト・ウィテカーの存在感に和まされながらも容姿が似ている感覚はなく、少年時代のチャーリー・パーカーがフォレスト・ウィテカーに寄せている感じもする。
時代的にも珍しいようなチャーリー・パーカーの周りには奥さんも含めて白人女性ばかり、ロックンロールを受け入れられない拒絶反応、確かにアレは頂けない、60代に見間違う程に精魂尽き果てた若過ぎる最後。
あまり知識のない方々には不親切な作りにも、イーストウッド自身が万人ウケとは関係なく撮った感も、ジャズ愛好家は本作をドウ観たのか、気になるところ?
コメントする