パーティーガール

劇場公開日:

解説

明るく楽しくキュートに生きたいが、大人になりきれないという“キュートイズム”を体現するヒロインの挫折と精神的成長を、諷刺を込めたユーモアとポップなビジュアルで描いた青春映画。監督はオフ・オフ・ブロードウェイの女性演出家としてロングラン舞台『ブルーマン・グループ/チューブス』などを手掛け、本作が映画デビューのデイジー・フォン・シャーラー・メイヤー。脚本は彼女とハリー・バークメイヤーの共同。製作はバークメイヤーとステファニー・コウレス。撮影はマイケル・スロヴィス、音楽はビル・コールマンがスコアを書き、ブルックリン・ファンク・エッセンャル、ディー・ライト、ランDMC などが挿入曲を提供。美術はケヴィン・トンプソン、編集はカーラ・シルヴァーマン、カラフルな衣裳はマイケル・クランシー。主演は「愛・アマチュア」のパーカー・ポージー。共演は監督の実母で、ブロードウェイなどの舞台女優サーシャ・フォン・シャーラーほか。

1995年製作/アメリカ
原題または英題:Party Girl
配給:コムストック
劇場公開日:1996年4月13日

ストーリー

マンハッタン、ダウンタウン。24歳のメアリー(パーカー・ポージー)は、自分のアパートでレンタル・パーティーをしていたところ、警察に逮捕されてしまう。母親代わりのジュディ(サーシャ・フォン・シャーラー)の助けで釈放された彼女は、ジュディの勤める図書館で働くことになった。しかし、メアリーは仕事のことなど上の空でパーティー生活に明け暮れ、パーティー会場のクローゼットの中から高級服を盗んでしまうこともあった。そんなある日、メアリーは中近東料理のストリート・ベンダーをしているムスタファ(オマール・タウンゼンド)と出会い、彼と付き合い始める。一方、ジュディから生活ぶりについて小言を言われたことから、メアリーは自己嫌悪に陥る。だが、すぐに反省し、ムスタファとの約束も忘れて、図書館員として必要な本の整理法を習得しようとする。メアリーが約束をすっぽかしたことに腹を立てていたムスタファは、最高の図書館員になろうと頑張っている彼女の姿に感動を覚える。その夜、二人は図書館でロマンチックな夜を過ごしたが、その時の不始末が原因で彼女はクビになってしまう。家賃も払えず、すっかり落ち込んでしまったメアリー。だが、彼女の誕生パーティーに現れたムスタファとジュディの励ましに、彼女は新たな希望を胸に新生活の第一歩を踏み出し始めた。

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