「このころから交渉人が流行りだしたのかも・・・」ネゴシエーター kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
このころから交渉人が流行りだしたのかも・・・
18人を人質にとった銀行強盗。SWATが狙撃準備をしている状況下で、スコット・ローパーが交渉を買って出る。ドーナツを持って・・・すぐに銃を使ったことはちょっと納得できないが、卒のない交渉術だ。
かつての相棒が宝石強盗の捜査中に殺され、犯人コーダを追い詰める。中盤の街中でのアクションが凄い!これは映画館で観たかったところだ。とりあえず逮捕したが、逆恨みされ、スコットのガールフレンドである新聞記者が狙われる。襲ったコーダのいとこは死んでしまうが、腹の虫がおさまらないコーダは脱獄し、執拗に彼女を狙うのだ・・・
彼女の部屋で発見した紙に包んだモノ。コーダを捕らえるときに見た人質の切り落とされた耳がまたあるのではないかとハラハラさせられる。まじでびびった・・・
邦題にあるネゴシエーター(交渉人)はあまり意味をなさない。主役のエディ・マーフィの職業が交渉人であるというだけで、プロットにはさほど影響していないのだ(ちょっとだけ訓練のシーンはある)。話術よりもむしろアクション中心。『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズのような爆裂トークは無きに等しい残虐な犯人コーダ(ウィンコット)が印象に残る。
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