「ベトナムとウォーターゲートのころ」ニクソン 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ベトナムとウォーターゲートのころ
この作品のレビューがお0件とは、何かの間違いで削除したんでしょうね。
ストーン選手の独壇場、ドキュメンタリー手法の社会派作品。
アメリカ人にはあまりにも有名な人と事件のオンパレードなので知ってる前提です。
キッシンジャーなんかも、いきなり出てきて名前の紹介はありません。見た瞬間「あ、キッシンジャーだ」ってわかることが前提です。
少なくともケネディとの大統領選挙、ベトナム和平、ウォーターゲートくらいは事前に調べておかないとついていけません。
アメリカ政治に批判的な立場らしく、ニクソン本人を糾弾するというより、それほど政治力があると思えない一人の政治家が時勢に乗って大統領になったものの、政界の荒波に呑み込まれてサンドバックのようにボロボロになってゆく、という視点で描かれています。
3時間超えなので現代史に関心があれば大変興味深く観ることができますが、関心がないと本当に退屈な内容でしょうね。
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