「恋愛迄のエピソードが足りない。」トーマス・クラウン・アフェアー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛迄のエピソードが足りない。
億万長者で美術品専門の泥棒と女性保険調査員が、華麗なトリックと推理を屈指した知恵比べと恋の鞘当てをするラブ寄りのサスペンス。
スティーブ・マックイーン主演の「華麗なる賭け」のリメイクだそうです。
冒頭の絵画窃盗シーンはリズム感もスピード感あり、映画に引き込まれていきます。
ヒロインの推理も無理がなく的確で、推理ショーとしても楽しめる作品です。
ただ、肝心のラブストーリーが物足りなく感じます。デートシーンは幾つかあったのですが、二人が惹かれ合うには少しエピソードが足りなく、無理くり恋愛映画にしてしまったように思います。もう一つ位両想いになるストーリーを入れたらラストがもっと引き立ったかもしれません。
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