「エンディングのThe Flying Pickets『Only You』(1983)、個人的には映画楽曲の十指に数えられますね。」天使の涙 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
エンディングのThe Flying Pickets『Only You』(1983)、個人的には映画楽曲の十指に数えられますね。
新文芸坐さん「熱烈アンコール 真夏のウォン・カーウァイ」特集にて『恋する惑星』(1994)『天使の涙』(1995)を久々のスクリーン鑑賞。
『恋する惑星』は1994年制作、今年2024年で30周年。
つい数年前の作品と思ってましたが、光陰矢の如し、時の流れの早さに卒倒しそうです。
劇場は両作品とも超満員(264席)。
公開当時は産まれていないだろう若い観客も多く、不朽の名作として新しいファンが常に創出されているようでうれしいですね。
『天使の涙』(1995)
もともとは『恋する惑星』の一部(3話目)として考えれたストーリーでしたが『恋する惑星』のポップさに反してかなり暗め、撮影のクリストファー・ドイルのカメラワークもさらに激しさを増してましたね。
個人的には『いますぐ抱きしめたい』(1988)、『欲望の翼』(1990)、『恋する惑星』(1994)の初期3作の集大成的な作品と感じましたね。
ラストのバイクで疾走するシーンでのアカペラ・グループThe Flying Pickets『Only You』(1983)はこれまた凄い選曲、個人的には映画楽曲の十指に数えられますね。
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