劇場公開日 1998年4月18日

「この物語なら、シャーリーズは専業主婦のような設定の方が・・・」ディアボロス 悪魔の扉 よしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0この物語なら、シャーリーズは専業主婦のような設定の方が・・・

2024年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

凄腕弁護士が、引き抜かれた大手弁護士事務所で遭遇する不思議な現象を描く物語。

キアヌ・リーブス、シャーリーズ・セロン、そしてアル・パチーノが共演するオカルトサスペンス。
流石に豪華俳優陣ですね。彼ら彼女らの魅力をしっかりと活かした作品でした。

やはりアルパチーノが素晴らしい。強引で、怪しげで、それでいて人を引きつける大手弁護士事務所を経営するジョン。そんなジョンを見事に演じ切りました。

物語は、中盤までは人間ドラマテイスト。
虚栄の魅力に逆らうことが出来ないキアヌ。知らない土地で孤独を深めるシャーリーズ。そしてそんな二人に無遠慮に入り込むアル・パチーノ。
三角関係にも似た人間関係に、オカルトテイストが薬味のようにアクセントをつけます。
個人的には、私好みの展開だったのですが・・・終盤はいけません。
この映画独自のアイデアもあるのですが・・・オカルトにブン投げられた終わり方に興ざめしてしまいました。

個人的には、「リング」がお気に入りなので、他の作品にも同様のものを求めてしまうんですが、中々お目にかからないですね。
寧ろ、この作品のような終わり方が普通なのかもしれません。だとしたら、私の批判は的外れではあるのですが・・・

私的評価は、普通にしました。

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よし