「感動が、ブラジル・シンドローム」チャイナ・シンドローム 吠えない狼さんの映画レビュー(感想・評価)
感動が、ブラジル・シンドローム
もっともっと、色んなメディアで取り上げられるべき映画だと思いました。リアルという表現も陳腐なくらい形容し難い真に迫った描写、終盤の「もうダメだ」と思わせる絶望感はここ最近の映画には無いレベル。ラストは観るものに深い余韻と疑問を投げかけます。
そして、ジャック・レモン。先日「お熱いのがお好き」を鑑賞してそのコメディエンヌ振りを堪能しましたが、一転して本作ではシリアスな演技を披露。名優とはかくありきといったぶっち切りの演技力で、佇まいから表情まで本当に魅せられました。凄い映画だと思います。
コメントする