「人間臭いチャップリン」チャーリー(1992) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
人間臭いチャップリン
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75
栄光につつまれたチャーリー・チャップリンの人生を描く。
彼の栄光の陰で、私生活の女性問題・母親の問題を抱え、さらに赤狩りに巻き込まれてアメリカを追われる。老いてスイスで生活をする中で赤狩りも落ち着いたアメリカから招待を受けても、かつての批判を思い出し恐れてアメリカ行きを躊躇う。出演した多くの映画の中では、彼は恐れを知らない小柄な面白い男。しかしあれほどの大物役者でもかつて自分を敵視した場所に戻るのは怖いものなのかと、人間臭さが出る。
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