「忠実な伝記」チャーリー(1992) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
忠実な伝記
チャプリン先輩の生涯を重要な出来事に沿って時系列に描いています。
ただ、忠実に描きすぎてドラマチックが不足しています。
また、生涯が頭に入っている人向けに作ってあるので、WIKIのチャプリンの項を併読しながら観た方がよいでしょう。背景の説明などがかなり省かれています。
映画人としての側面は希薄で、夫人とのいきさつに重きが置かれているところは冗長です。
何といっても違和感を感じたのは外見。演技は秀逸ですが、いかんせんまるで似ていない。特に老年の風貌はハヤタ隊員かメイクを失敗したマーロン・ブランド先輩みたようでした。もう少しメイクで何とかならなかったものか?
本来3点ですが、チャプリン先輩の伝記に低得点とはいかないので、4点としました。
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