「天下の巨匠に天下の名優」探偵物語(1951) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
天下の巨匠に天下の名優
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なんですが、いかんせん筋書が破綻しています。
おせっかい上司の勘違いのせいで、奥さんの過去が明るみになるのに戦犯の上司は「すまん」の一言で免責。ダグラス君もあそこまで奥さんを追い詰めたり、許したり、また追い詰めたり、よく言えば信念の人の苦悩なんでしょうが、客観的にいえば単なる性格破綻者です。最後が後味悪いという人が多いようですが、それ以前にお話の必然性がわからない。演出も演技も傑出しているのにこの話じゃ甲斐なしです。
救いは万引き女。
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