劇場公開日 2025年7月11日

タイムズ・スクエアのレビュー・感想・評価

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4.5強烈な愛の一撃(shot of love)

2025年7月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

設定は1980年なのかな?学生時代の1986年にタイムズスクエアに行ったけど、まさにこんな感じだった。綺羅びやかで猥雑な街でだれもがラリってそうに見えた。
孤独な不良ロック少女ニッキーは入院させられた病院で13歳のパメラと出会い、意気投合した2人は逃走し、海岸の廃屋となった倉庫で暮らし始める。そしてスリーズシスターズと名乗って、ラジオを通して人気者になって行く……ニッキーの行動も過激になり、パメラの心もだんだん離れてしまう……反省したニッキーをパメラは励ますために、タイムズスクエアでゲリラライブを企画した。そして2人には別れの時がやって来る。
私の大好きなラモーンズやカーズ、スージークワトロ、トーキングヘッズなどの歌がこの時代のリアルさを醸し出して、本当に爽快な気持ちになった。
映画としてはB級なのかもしれないが、ニッキーとパメラの若い役者さんはとても良かった。製作がRSOのロバート スティグウッドというのもちょっとびっくりでした。いつ出来るか分からないけど、ビージーズの伝記映画にも期待してる。

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パチーノ

3.0年による感じ方

2025年7月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

93本目。
昔の作品のリマスターとは知らなかった。
対照的な2人。
何の運命かみたいな、まあありがちな始まり。
尖った作品。
刹那、儚さ、若いから、若さ故にと、詰め込んである。
余計にそう感じるのは、ニューヨークと言うのもあるんだろう。
でも、10代でこの作品観るのと、この年で観るのとでは、感じが方が大分違うなあ。

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ひで

3.0中二病のパメラ?

2018年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ストリート・ミュージシャンみたいに路上でエレキギターをかき鳴らす16歳のニッキー(ロビン・ジョンソン)。置いてあった車のライトを壊すもんだから、警察のやっかいになり、病院に収容される。一方、タイムズ・スクエア再開発を目指す若手政治家デイビッド・パールの13歳になる一人娘パメラ(トリニ・アルバラード)は『カッコーの巣の上で』を観たいのに許されない。などと、孤独をラジオDJのジョニー・ラガーディア(ティム・カリー)に“ゾンビ少女”と名乗り訴える。そうして精神病院で同室となったニッキーとパメラであった。二人は意気投合して、救急車を盗んで病院を逃げ出すのだ。

 「やることなすことが詩になる」とニッキーに対してパメラは言う。逃走事件となった2人に対し、DJジョニーは優しく語り掛ける。彼女たちは“スリーズ(はみ出し者)・シスターズ”と名乗り、クラブで歌い、盗みも働くし、テレビをビルの上から落とすというヤバい遊びまで覚えてしまった。だが、ニッキーは過激になる一方で、パメラは徐々に住んでいた廃屋から家に帰りたくなる。

 ちょうどパンクやニューウェイブというジャンルが流行ってた時代。スージー・クアトロ、ロキシー・ミュージック、ジョー・ジャクソンなどの音楽もかかっている。ニッキーの音楽の元は彼女の行動からみても、やっぱりパンクなんだろうな。“怒れる犬(Damn Dog”という表現もあったほどだが、暴れまくったら疲れてしまったみたい。

 どちらかと言えば女性向け、ティーネイジャー向けなのでしょうか。おっさんからすればジョニーやパメラパパに感情移入してしまう。終盤、ニッキー・マロッタは目の周りを黒く塗って登場する。これってバットマンのロビンっていうダジャレなんですかね?

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kossy
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