「強烈な愛の一撃(shot of love)」タイムズ・スクエア パチーノさんの映画レビュー(感想・評価)
強烈な愛の一撃(shot of love)
設定は1980年なのかな?学生時代の1986年にタイムズスクエアに行ったけど、まさにこんな感じだった。綺羅びやかで猥雑な街でだれもがラリってそうに見えた。
孤独な不良ロック少女ニッキーは入院させられた病院で13歳のパメラと出会い、意気投合した2人は逃走し、海岸の廃屋となった倉庫で暮らし始める。そしてスリーズシスターズと名乗って、ラジオを通して人気者になって行く……ニッキーの行動も過激になり、パメラの心もだんだん離れてしまう……反省したニッキーをパメラは励ますために、タイムズスクエアでゲリラライブを企画した。そして2人には別れの時がやって来る。
私の大好きなラモーンズやカーズ、スージークワトロ、トーキングヘッズなどの歌がこの時代のリアルさを醸し出して、本当に爽快な気持ちになった。
映画としてはB級なのかもしれないが、ニッキーとパメラの若い役者さんはとても良かった。製作がRSOのロバート スティグウッドというのもちょっとびっくりでした。いつ出来るか分からないけど、ビージーズの伝記映画にも期待してる。
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