タイタニック(1997)のレビュー・感想・評価
全144件中、121~140件目を表示
真の愛とは……
『タイタニック号沈没事件』は当時世界最悪の海難事件として、長い世代に渡り受け継がれることになるだろう。
オリンピック級の豪華客船で当時世界最大であった。
正式名称「RMS」郵便船でスピードよりも設備の豪華さに重点を置く設計に仕上げ、16区画のうち2区画が浸水しても沈没しないことから「不沈船」とも呼ばれていた。
しかし、出発時に双眼鏡を忘れ、さらに氷山の異常南下もあり少し不運な出航となったのだった。
ジェームズキャメロン監督は、この大きな出来事に二人の愛を加えたのである。それが、ジャックドーソン演じるレオナルドディカプリオとローズ演じるケイトウィンスレット。
二人は偶然の出会いだった。
最初のローズは強張った顔をして、自分の歩む人生に疑問を抱く日々を送っていた。
したいことができない辛さ、愛していたものの相手が自分の思う人とかけ離れていく悲しさ。
そんなローズに一人の男が現れる。ジャックだ。
彼は三等旅客でローズとは身分の高みが違いすぎる。
でもジャックは彼女に一目惚れする。
彼は彼女に会い、話をする。
見てる私達もドキドキしてしまう。
彼は自分が描いたあらゆる女性の鉛筆画を彼女に見せる……
このように二人が本当のカップルのように、共にいる時間が長くなり、最後には二人が愛する気持ちを告白する。
こう見ると、ただのラブストーリーにしか見えないだろう。しかしタイトルは「真実の愛」ではなく「タイタニック」なのである。
ちょうど後半に差し掛かると、ローズの相手にジャックとの出会いがバレてしまい、二人が会うのが難しくなってしまう。それでも会いたい、でも相手がいる…そんな思いが彼女の心を迷わせていたその時、あの事件は起こってしまうのである。
神に手を合わす人、自分が誰か分からなくなる人、手を繋ぎベッドに横たわる老夫婦……おそらく船に乗る全員の人間がパニックに陥っていただろう。でも、勇気の存在があったことを忘れてはいけません。沈没の最後まで音楽を奏で落ち着きを取り戻そうとした音楽隊。この音楽で勇気をもらった旅客も多いだろうと私は思う。ただ、この音楽隊は一人も助からなかったのも事実である。
そして、ジャックとローズは沈没後、冷たく静かな海の上で助けを待っていた。誰も助けに来てくれない。明かりも遠くにチラつき、希望が失われていく。次第に冷たい海が二人の心を閉ざし始める。二人は必死に声を掛け合い続けたがジャックの心が助けの来る前に閉じきってしまった。
その後ローズは助けられ、港に降りた。
最後、ローズが生存者確認のため名前を尋ねられる場面があったのを覚えているだろうか?
彼女は「ローズドーソン」と優しくささやいたのである。
この映画は史実に基づく出来事です。
実際に1513人の旅客が亡くなった。
もしかすると、その旅客に二人のようなカップルがいたかもしれない。二人が真の愛に目覚め、これから人生を築き上げようと決意したその日に起こった大惨事である。
本当に人はパニックに陥ると我を忘れてしまう。でも、二人には愛があった。かけがえのない愛が。
三等旅客と一等旅客の出会うことのなかった愛がこの映画では描かれているのである。
ローズの心には未だに彼のことを忘れてはいないだろう。海深くに眠る彼を。タイタニック号と共に…
「タイタニック」は私の生涯映画となった。おそらく今後一生この映画を越すものは登場しないだろう。
本当に起こった出来事を忠実に描き、タイタニック号が真っ二つに割れる場面はド迫力で驚くばかりだった。また、映像美も素晴らしく豪華客船の特徴を繊細に表現していた。
また、何と言ってもラブストーリーからパニックストーリーの展開でよくぞ3時間半にまとめ上げたキャメロン監督、素晴らしい!
それに、この映画を初めて見たとき、泣きっぱなしだったのを今でも覚えている。
愛は他のどの感情よりも素晴らしく輝かしいもの。
その愛を史実に添えこれ以上にない作品へと仕上がった。世界的にも大ヒットを博し、全世界の人間に思いが伝わったのだと評価する。
最後にタイタニックといえば音楽を忘れてはならない。作曲家ジェームズホーナーは、2015年突然の死に全世界が騒然とし、また一人偉大な人物を失ったと多くのメディアがとらえていた。
映画の中で印象に残る曲といえば……
タイタニック号出航時に流れる、快活で気持ちの良い勇気が生まれるメロディが特徴の「Southampton」。
沈没時に流れる、緊張感溢れスピーディーで迫り来る危険を感じさせる「Hard to Starboard」。
そして、知っている人も多いはず!
セリーナディオンが歌った「My Heart will Go On」。ローズの気持ちを歌った、悲しみに溢れ、決して彼の死を諦めない歌詞は多くの人の心を打った。
真の愛とは何か。
二人は偶然の出会いだった。
しかし、出会いといっても人間は勇気がないと愛には立ち向かえません。
そう、勇気こそが偶然の出会いへと導いたのです。
真の愛は何事にも代えがたいもの。
そんな勇気から出会いへと導いた愛に亀裂の入る出来事が起きたらあなたはどうしますか?
真を信じれば大丈夫。
だって、あなたの心は変わらないのだから。
〜My Heart will Go On〜
今後も語り継がれる名作
子供の頃、この映画のVHSを持っている友達が羨ましくて仕方なかった。
公開時小学2年生だった私がそんな思いを抱いていたのだから、当時の世の中のタイタニックブームは本当に凄かったのだと思う。
何回かDVDで見ているが、何度見てもやはり目が離せなくなるし、涙が流れる。
そして今見ると..
SFアクションで有名なジェームズキャメロンがなぜタイタニックを撮ろうと思ったのか感慨深い。
恋愛要素が絡んだ悲劇の脱出劇はよくあるといえばよくあるが、タイタニックはやはり別格。
ディカプリオもケイトウィンスレットも今は社会派作品やSF、アクションへの出演が多いが
またこの2人でジャックとローズみたいな役やってほしいと感じるほど息ぴったりなお二人。
見ようとしなくても、この先一生のうちでみんな一回は触れることになるじゃないかな?
長く語られる理由がある
技術面を考えると気が遠くなる作業が多かったのだろう…と。
「えっ?観てないの!!」と言われそうで今まで口には出せなかったが、まだ観ていなかった『タイタニック』をDVDでついに観てしまった。
おそらく撮影前におこなったリサーチには膨大な時間と労力を費やしたと思われるのと、撮影に入ればなかなか思い通りにはいかない水との格闘や、俳優達のスケジュール調整、船内が少しずつ破壊されてゆくタイミングにはハリウッドの底力を感じずにはいられなかった。
これに加えて撮影後にはCGによる気の遠くなる様な画面調整があるのだから本当に凄いと言わざるをえない。
だけどストーリーに関して言えば【回想】にした事でありえない場面がところどころで発生しているのは大きなマイナスと言える。
しかし泣かされたね悔しいけど!
観終わってから劇場の大画面で観なかった事を悔やんでももう遅かったのだった。
泣けは、しなかったけど、良い作品です。
この作品は、恋愛、パニック、サスペンス何もかもが、つまった、大変良い作品です。
前半のレオさん(これから、こう呼ばせて、もらいますが、)演じる主役とケイトウェンスレットさん演じるヒロインの恋模様をながく、演出させることにより、ロマンティックな雰囲気が、味わえ、それにより、最後のシーンでは、泣かされるところは、良いと思いました。前半で、ロマンティックな雰囲気を感じさせて、後半で、いきなり、事故が、起こってしまい見ている側にも、登場人物たちと同じ気持ちになれ、感動とハラハラドキドキを与えてくれるジェームズキャメロン監督の力量が、見れました。また、作画と視覚芸術が、良く、見入ってしまいました。また、最後の主題歌もよく、そこにも、聴き入ってしまいました。
どうでもいいことですが、劇中で、登場する、レオさん演じる主役のジャックが、書いた絵は、ジェームズキャメロン監督が、書いた絵だそうです。
一番好きな映画作品です。
昔、映画館に観にいきました。
僕は何回見ても感動できる作品です。
事実をもとに、ジェームズ・キャメロン監督が、流石に完璧に作りあげてくれました。
アカデミー賞最多11部門受賞しただけあります。
タイタニック号を原寸大に作ってしまったのもすごいし、内装の階段なども当時と同じ物を忠実に作ってしまったところもすごい。
船のせんたんで、ローズが腕を伸ばすシーンも有名。
はじめからの約一時間が、特に好きせすです。ローズをデッサンするシーンや、下の階級の人たちとダンスしたり、などなど本当に素晴らしい。
後半のタイタニック号が、沈む前まで演奏する人たちも印象に残っています。
それに主題歌もすごい好きだし、この映画を何段階も良いものに上げてくれました。
最高も最高な良い、僕の一番好きな映画作品です。
なんだかんだ言ってもやはり名作です
恋愛映画も、良い!
全144件中、121~140件目を表示