「迫力ある映像美と、生きるということを考える、、!」タイタニック 中野祐治さんの映画レビュー(感想・評価)
迫力ある映像美と、生きるということを考える、、!
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当時からとてつもない評判でロングヒット作品だったタイタニック。
私も当時は映画館に観に行っていました。
最近、カフェに入ったときにタイタニックが流れていて、久しぶりに観てみました。
1997年上映で、ここまでの映像美を演出できる技術、そしてとにかく演者が美しい。
俳優さんも女優さんも素敵な方ばかりでより華やかさが増しています。
身分差がある中で出会ってしまった二人の恋愛は、当時からすると結ばれることのない恋愛の形だったでしょう。
二人の恋愛模様と、それを引き裂くかのような執着心の強いライバルやなんといっても船が沈むかもしれないという危機的状況が次々と襲い掛かってくる展開は、常にハラハラしながら観ていました。
3時間越えの映画は今の時代ではなかなかない中で、あっという間に感じるくらい一瞬も見逃せない状態でした。
最後のシーンで自分だけが生き残るも、自分も死ぬ選択ではなく生きると決意したローズの芯の強さ、ジャックとの思い出を胸に長く生き抜く姿はとても感動しました。
どんな逆境でも諦めない、生死を彷徨うほどの状況だからこそ生き抜くために必死に笛を鳴らし続けたローズの姿に涙しました。
常に今ある環境が当たり前ではないと日々感謝しながらこれからも生きていこうと改めて感じました。
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