劇場公開日 1976年12月25日

「もしも…ハリーが面接官だったら」ダーティハリー3 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0もしも…ハリーが面接官だったら

2020年4月20日
iPhoneアプリから投稿

シリーズ3作目ともなるとハリーキャラハンという確立されたキャラクターを弄り始める。女性の社会進出だとか黒人運動家の交流だとか、新しい潮流にハリーがどのように応じるのかを論じ始める。シチュエーション・コントのようであるが、ムーア刑事役のタインデリーが結構ハマっていたこともあり、96分という短い尺に納まっていて、飽きさせるようなことはない。
このシリーズには欠かしてはならないのか、御色気シーンは天窓から落ちて拝める。純粋に笑いを取りにくる婆さん達の偽造メールアルバイトの緩さに至っては、現在ほど製造工程に緻密さがない牧歌的なハリウッドを懐かしむ。

Kj