ゾンゲリアのレビュー・感想・評価
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ゾンビものというよりは、
主人公が自分以外誰を信じればいいのか分からない状況で孤立していく、ボディ・スナッチャー的な恐怖を描いた作品。
露光強めの映像処理が白昼の悪夢のようで怖い。
ジョン・カーペンターのようなテーマ曲や劇中のムーンライトセレナーデが不気味さ、物悲しさを煽る。
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ムーン・ライト・セレナーデ
サスペンスタッチのホラーの秀作。ポッタース・ブラフという小さいが美しい港町で起こる連続殺人事件。ゾンビの存在さえも忘れてしまうほどミステリアスな仕上がりなのだ。主役であるシェリフのダニエルは解決できぬまま焦燥するのだが、次第に葬儀屋や自分の妻さえも疑いだす。これが映画を観ている者も自分以外が全てゾンビになってるのではないかと疑うような効果になっている。ほとんどがダニエル中心の心理描写であるため、感情移入しやすく、観る者を恐怖に陥れるのだろう。
葬儀屋のかける「ムーン・ライト・セレナーデ」が何とも言えないくらい、恐怖の曲に思えてきます。そして驚愕のラストが!!
『新ゾンゲリア』は本作と全く関係ありません(笑)
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