「この役はカートラッセルには似合いません。」ソルジャー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
この役はカートラッセルには似合いません。
遠い未来。生まれた時から戦士になるために育った主人公が、移民を守る為に軍と戦う物語。
普段はSFを余り鑑賞しないのですが、カートラッセル主演で、脚本もブレードランナーを書いたデヴィッドピープルズと言うことで鑑賞。
ですが、失敗でした。
まずカートラッセルに合わない役どころです。ベタですが、シュワルツェネッガーだったら人間性を失った軍人にぴったりですし、迫力ももっと出せたのでしょう。でも、カートラッセルでは良くも悪くも人間の範疇です。
SFの世界もチープ。優れたVFXを鑑賞出来る現代との比較は可哀想ですが、セットの中で演じている感があり、興ざめします。
ですから、アクションの迫力も不十分。元々カートラッセルはその迫力を出せる俳優ではありませんし、あのセットの中では出せないでしょう。
小学生の時に鑑賞したら、また違った感想になったかもしれませんが、大人になってからの鑑賞では低い評価は仕方がないと思われます。
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