劇場公開日 1999年2月6日

「御涙頂戴ではない、ところがいい」セントラル・ステーション 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0御涙頂戴ではない、ところがいい

2022年10月1日
PCから投稿

ブラジル映画自体あまりみた記憶がないが、

街並みや風景からして楽しめる。代筆業なんてのも初めて知った。

主人公もわかりやすい善人ではない。自らが代筆して託された手紙を破り捨てたりする。

心に暗い部分を抱えながら生きてきた初老の女性。

代筆の関わりで、とある少年と知り合いになり、父探しに同行することに。

徐々に2人が心を通わせ、ラストの別れの涙が、ほんのり心に訴える。

藤崎敬太