劇場公開日 1996年11月2日

「タイトルなし」戦火の勇気 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0タイトルなし

2023年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 サスペンスとしての魅力は全く無い。二転三転するといっても「どうなの?どうなの?」と興味をそそられることはなく、単に勇気があったかどうかだけを追求しているものだし、M-16の弾が無くなったということに疑問を抱いた割には、それを解決していない。単なる米軍万歳映画に付き合わされただけに終った感がある。また、空爆で敵国を叩きのめしてから地上戦が始まるという近代戦であるはずなのに、旧式の戦いぶりを描いている作品は、観る者に誤解を与えてしまいそうだ。

 白衣の衛生兵マット・デイモンがタバコを吸いに行くといって、何故軍服に着替えたのかがわからなかった。しかし、ラストの方で彼はかなり痩せこけていて、どのくらいダイエットしたのかという点で興味が沸いた。役者魂を感じる。

kossy