聖なる嘘つき、その名はジェイコブのレビュー・感想・評価
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ロビン・ウィリアムズ
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ニュースから隔離されたゲットーという世界。ジョークがなければ生きていけない。そんな折、「ソ連軍が400キロ先のベザニカに来ている」という情報を仕入れるジェイコブ。ユダヤ人仲間は喜び、ジェイコブがラジオを持ってるものだと信じこむ。その後の情報はすぐに嘘だと言ってもよかったのだろうけど、ユダヤの希望を与えるため嘘をつきとおす。自殺が激減したというのもうなずける。
少女にせがまれてため、ジェイコブが一人ラジオ芝居をするシーンが最高です。他には、ネタに困ったジェイコブがナチのトイレに入って古新聞を漁るところでしょうか。古新聞をトイレットペーパーとして利用してたんですね。
ラストは可哀想だけど、ギリギリまで希望を捨てなかったユダヤ人が何人も救われたということでよかったのでしょう。ラストカットが面白い。
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主人公が思いやりに溢れた人だから
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一枚の新聞、そしてラジオを聞いてしまった事からこのドラマは始まる。
主人公がとても優しくみんなに生きる希望を与えたくて、思わず情報を漏らしてしまう。こんな時代に生まれた人達、生きられるだけで幸せなのだ。切ない反戦映画だと思う。
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