劇場公開日 1995年3月4日

「型通りの活劇映画」スペシャリスト(1994) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0型通りの活劇映画

2013年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

興奮

総合:60点
ストーリー: 50
キャスト: 65
演出: 60
ビジュアル: 75
音楽: 65

 何だろうか、あまり質が高いという印象がない。必ずしも新しい映画ではないから当たり前ではあるのだが、製作年以上の古臭さを感じてしまう。
 正義感が強い腕のいい元CIA所属の工作員、それと対立する悪役の工作員、両親を殺された美女、美女の敵役の暴力団員が登場。そして殺し合いと愛と裏切りといった、この手の映画のお約束事を集めて積み重ねて作られただけの、大量生産型の物語の一つを演じる。あまりに型通りの映画になっていて、爆破の専門家という以外にこれといった特色が無い。それも銃を撃つ代わりにやたら爆破だけをするというもので、映画の題名と異なり爆破の専門性とか特殊な技術とかいったものがあまり出てこない。
 多少は活劇があるので、そのような派手さですっきりしたいときには見てもいいという程度でした。

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Cape God