すてきな片想いのレビュー・感想・評価
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16歳、タイヘンでステキな誕生日
ジョン・ヒューズの監督デビュー作。1984年の作品。
青春映画の名手として知られるヒューズ。
その原点で、作品も青春映画の人気の名作と知られ、今回初めて見たのだが…
姉の結婚式を翌日に控え、家族に16歳の誕生日を忘れられた女子高生サマンサ。通称サム。
学校で授業中に先生の目を盗んで書いたアンケートに片想いの相手ジェイクの名を書き、その紙を本人に見られてしまい…。
学校行事、恋愛の事、変わり者のギークから思いを寄せられ(と言うかストーカー…?)、家族の事。悶々憂鬱な日々。
確かに可愛らしい愛すべき作品。
モリー・リングウォルドも魅力的。好演。
だけど、もうちょっと初々しくて瑞々しくて、キラキラしてちょっぴり切なさ、いつまでも胸に残るよいな余韻に浸れる…と思ったら、
結構コメディ寄り。ヒューズは『ホーム・アローン』の脚本などコメディにも長けてる訳だが、ヘンなSE入ったり、思った以上に。
今だったら変わり者のギークと結ばれるだろうが、片想いのジェイクと。まあ、ハッピーエンド。
今だったら中国人留学生のキャラ描写は大炎上だろう。まあ、なかなか笑わせてはくれたが。一番の名物キャラだったりして…?
思ってたのとはちょっと…。
でも、充分悪くはなかったけど!
お馬鹿な古いドタバタ喜劇
総合:40点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:40点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
80年代のこの時代ながらのお馬鹿なドタバタ喜劇。
やたらと当時なりの滑稽さを出す演出を場面場面に挟んでくるのだが、今それを観て笑えるわけではないしその回数の多さに辟易する。その意味ではとても時代を感じるというか、時代遅れな印象を持った。
それでいてわずか1日か2日の出来事だけの物語が面白いわけではなく、基本的に変な人ばかりの設定の登場人物に魅力があるわけでもない。良い部分としては当時の流行りの音楽くらいだが、その使い方も上手いとは言えない。
リングウォルドの「不服顔」
1984年の映画で リングウォルドは当時の青春映画のスターだった
この映画では アメリカの派手な学生生活に乗り遅れている、普通の女の子を演じている
彼女の不服そうな表情を見ていると 何故、あんなに人気があったのか わからないが、同様に 学校生活に乗りきれない少年少女が 沢山いたのかも知れない
彼女の不満気な表情とは 対照的に、学校生活は はっちゃけており、腰が引ける
コメディというより ドタバタか…
観客の顔も リングウォルドのようになってゆくのがわかる…
最後は 王子様が登場し「灰かぶり姫」の物語である
(80年代の少女は まだ夢を見ていたことが わかるね)
大人が作った やや、教訓的なドタバタである
そしてカップルになれない少年少女が、馬鹿にされる学校生活なのだなぁ~と、同情した
(日本で学生時代を過ごせて、よかった!)
弟が「クレイマー、クレイマー」の ジャスティン・ヘンリーで、だいぶ普通の男の子になっていた(笑)
またやっちまった。ドタバタコメディ。題名と高評価から素敵な恋愛もの...
またやっちまった。ドタバタコメディ。題名と高評価から素敵な恋愛ものと思って見始めたのだが…
ドタバタコメディはほんと個人的に苦手です。本作も全く面白く感じられませんでした。
アメリカの狂ったパーティー事情と謎の恋愛模様を見せつけられたのみ。魅力的な登場人物もなく…とにかく残念。
ジョン&ジョーン・キューザック姉弟のファンはぜひ!!
今日はサム(モリー・リングウォルド)の16歳の誕生日。
それなのに、家族は姉の結婚式のことで頭がいっぱいで
誰一人「おめでとう」も言ってくれない。
暗い気持ちで学校に行くと、片想いのジェイクの傍には
学園一のアイドルがべったり張り付いている。
帰りのバスでは、こうるさい下級生ジムにつきまとわれてしまう。
「もーーー!!サイアクっっっ」と落ち込んでいたサムだったが、
今夜は学校のダンス・パーティ。
せめてと思い精一杯おしゃれをして、 ダンス・パーティへと向かうと、、、
ジョン・ヒューズが“ミューズ”モリーと組んだ最初の作品である本作。
なのですが、実は高校時代に見たときから、
あまりにもアマアマすぎて、 「大好き!」とは言いがたい作品でした。
とゆうか、共演のアンソニー・マイケルホールが好みではなかった、
というのが一番大きい理由のような気も、、、
しかし!!!
改めて見て、この映画を観る大きな価値を発見しました。
なんと、私のだーーーい好きなキューザック姉弟が出演しているじゃあありませんか!!!
弟ジョンは、アンソニー・マイケルホールの悪ガキ仲間の一人。
マイケルホールより全然キュート♪
ボンクラっぷりが可愛すぎて身悶えしてしまいましたーーー
そして特筆すべきは姉ジョーン。
ほとんどセリフがない役なのに、
まるでサイレント映画の俳優のような演技で場面をかっさらっていきます。
この頃から、天才的なコメディエンヌだったのですねー。
素晴らしすぎます☆
この二人の若き姿を見るだけでも、今見る価値が十分にある作品です。
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